2015年2月1日日曜日

日本の日曜の朝

先週に続き日曜の朝のお茶の間に衝撃が走った。
過激集団「イスラム国」によって“日本人が殺害か”という事態が起こった。

これは偶然か。

日本の日曜の朝は政治討論番組(報道2001、日曜討論、サンプロ)が連続して放送される。私が受けた政治学の授業の講師は月1回これらの番組を見ての考察をレポートとして課題にしていた。まぁその是非はともかく、日本政治の現状の一角を知りうるという点では視聴することでなんらかの有益が得られるだろう。また、サンデーモーニングのように政治討論という形はとらず、1週間をふり返り、社会の深層を掘り下げる番組もある。このように日本の日曜の朝のテレビは政治問題を扱う番組が多い。

そこにあわせるかのように「イスラム国」は殺害したとされる映像を出してきた。そのことによってより多くの日本人にこの問題を考えることになっているのではないかと思う。

たまたまなのか、「イスラム国」による戦略なのか。

この人質事件を口実に何か突破口を開こうとすることではなく、この人質事件から何か掘り下げて考えることが必要だと思う。

しばらくそんなエントリーをしていきたい。