2017年10月15日日曜日

2017総選挙 やっぱり比例は共産党 ~15日付朝日情勢調査より

マスコミの序盤調査なるもので自公300議席などいう報道があり、内閣支持率下落の中でも小選挙区制で自民がこんなにも勝ってしまうのかと唖然としたものだった。

共産党も立憲民主党に票を食われ比例で伸び悩む状況も「野党共闘」の難しさを感じた。そんなときでも「比例は共産党」キャンペーンを展開するなど選挙中の状況の中でやり方を模索しているあたりに共感してしまう。

さて、15日付の朝日の情勢調査を見ると、4つの小選挙区で共産党に光が当てられてた。

・東京12区(北区と豊島区・板橋区・足立区の一部)
  公明党前職太田と共産党前職池内が激戦を繰り広げている。
・大阪3区(大阪市大正区、住之江区、住吉区、西成区)
  公明党前職佐藤と共産党新人渡部が激戦を繰り広げている。
・兵庫8区(尼崎市)
  公明党前職中野が有利な情勢。共産党前職堀内が激しく追い上げる。
・沖縄1区(那覇市、島尻郡)
  自民党前職国場と共産党前職赤嶺が互角の激しい戦いを繰り広げている。


沖縄1区以外は10日~11日の調査のようである。公明党の選挙区には自民党も、希望の党も、維新もいないため、選択肢無しなどと言われるが共産党の候補者がいいと支持も広がるのではないか。沖縄は前回に続き国場との接戦。現職区だが最後までわからない戦いだ。 共産党は16の必勝区を決めたわけだが、この4選挙区のテコ入れが求められるが幹部応援は18日(木)までだいたい決まっている。少なくとも4人とも比例重複だが選挙区に張り付くとか。

驚いたのが大阪16区。野党統一の立憲民主元職森山が一歩リードしているという。公明前職北側は懸命に追い上げているという。公明の9選挙区が崩れる可能性が見えてきたことは衝撃だ。

また、自民と希望、自民と維新、自民と立憲系が競り合ってる選挙区も見当たる。こういうのを見ると小選挙区においては野党分裂と捉えられている以上、希望や維新も住み分け対象にしないといけないのかもしれない。しかし、今回の希望の党設立を保守分裂と捉えられてたら、共産党が希望と維新と戦う道が開ける。このあたりの論戦のリードや選挙戦の設定なども戦術と関わってくるんだなと思う。

この朝日調査だと共産党の比例はまだ現有議席に届いていない。
共産党も支持拡大が目標の2割と言っているのだからリアルな数字なのだろう。

北海道;議席維持が微妙(0~1)
東北;1議席前後 (0~1~2)
北関東;1~2議席を獲得する可能性。(1~2)
東京;1議席を固め、2~3議席目も狙う。(1~2~3)
南関東;1議席を固め、1~2議席の上積みを狙う。(1~2~3)
北信越;1議席を獲得する見込み。(1)
東海;0~2議席の見込み。(0~2)
近畿;1~4議席になりそうだ。(1~4)
中国;1議席獲得の可能性を残す。(0~1)
四国;議席獲得の可能性を残す。(0~1)
九州沖縄;2議席前後をうかがう。(1~2~3)

これを踏まえると、6~18~23となる。
このままだと議席減だし、頑張れば議席が増えるという予想。
これは共産党にはそんなに暗くない予想だろう。
頑張ればいいんだから。

つまり、どんな票もむだにならない比例では「共産党」に入れれば共産党は都議選のように議席を増やせるというわけだ。その数が「比例は共産党」キャンペーンで莫大になれば比例の議席だけで30を目指せるかも。

共産党の議席減予測で共産党に入れるのをためらってるみなさん。
やはりここは「比例は共産党」でしょう。


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