2017年10月19日木曜日

2017総選挙 共産党幹部遊説

安倍総理は短い時間の演説を何箇所も入れているが共産党の志位委員長は30分近い演説で、一日2~3箇所。このスタイルは変わらない。
そして19日(木)で全11ブロックを回った。
だいたい第一声の内容と変わらなかった。
そのあたりの硬直的な姿勢が議席減予測を打破しようとしているのかをちょっと疑う。
まぁ、ネットでの取り組みはその辺りも考えているんだなと思うが。

そして残り2日間でまわるところをみると、
志位委員長は千葉・埼玉の中核都市と横浜‐川崎‐渋谷‐池袋の駅頭を回る。

小池書記局長は、個別の選挙区に入る応援が多かったようだ。
市田副委員長と田村副委員長は、志位・小池の回れないところを回るという感じ。
山下副委員長は、近畿を中心に二日に1回程度。おそらく党本部の仕事を辰巳参院議員とやっているんだろう。

そんな中、演説がうまいから?副委員長に抜擢された田村副委員長。
この人の文は好きだ。
今回の総選挙でもいいなぁと思ったのが
安倍総理の福島第一声への痛烈皮肉と安倍の地元下関での演説議席減予測への冒頭演説東北での演説内容

特に、東北での演説内容のラスト。

して、若者が働く場をつくること。
市町村合併で役場や学校、公立施設をへらし、郵政改革で郵便局をつぶし、金融改革で地方銀行つぶし、地域から働く場を奪ってきたのが自民党政治ではないか。

アベノミクスの5年間で大きく伸びたのは、大企業の利益と役員報酬、富裕層の資産、そして自民党への企業献金。
こんなアベノミクスは、もうまっぴらごめんだ!
この声を日本共産党への1票で、安倍総理にたたきつけよう。

だからこそ #比例は共産党

安保法制廃止は大事な政治課題ではあるが、各地の候補者が各地の有権者に響く演説をしてこそ安保法制廃止の話も聞いてくれるのではないだろうか。

田村副委員長の最後の訴えの川口は近いところなので足を運ぼうか迷い中である。
あえての必勝区の埼玉15区ではなく、無党派層の多い川口でやる。
ここに、この最後の訴えの狙いがあるのだと思う。
そのねらいにどのような話をもってくるのか。楽しみである。

小池百合子が「保守」を鮮明にしてきたが、この間、保守と人との共同を言ってきたのは共産党。
「保守」野党の出現で保守批判をしたため、保守の人に響く演説を忘れているような気がする。

その点では保守からの訴えがあるオール沖縄・あかみね政賢の演説会はよかった。
翁長知事のカリスマ性を感じた。

共産党は小選挙区再戦の経験がゼロ。唯一の小選挙区議席・沖縄1区での志位委員長の訴えはこの選挙戦での演説内容とは違った。そして今日の赤旗は沖縄県委員会はあかみね支援への訴えがあり、「台風が近づいているので期日前投票を」と呼びかけている。
情勢調査で接戦からやや先行・堅調となってきたが、投票日が台風で選挙に行けないとこればっかりはわからなくなってしまう。

沖縄1区でのあかみね必勝とともに、比例の戦いぶり。
そして東京12区、大阪3区、兵庫8区、京都1区での得票がどうなるか。

これを楽しみに週末を迎えたい。
 

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