2015年9月20日日曜日

共産党の戦争法廃止国民連合政府構想について① 政権目標の合意→選挙協力協議?

新しい方針と言っていたから何かと思ったら、
戦争法廃止の暫定政権を作ろうという呼びかかけでした。
国民連合政府というからちょっと硬いけど。

共産党は躍進して議案提案権を手にし、。
秘密保護法廃止法案を出した。
戦争法廃止法案は反安倍運動の盛り上がりとともに可能では思っている。
しかし、共産党としては昨年の集団的自衛権の行使可能の閣議決定の撤回もすると。
これは政権をひっくり返さないとできないということなのだ。

そのために選挙協力もしようということまで言っている。

以前、「共産党の選挙協力」で述べたように、
共産党は国政選挙では基本政策の一致をみないと協力はできないという立場だったが、
沖縄の小選挙区で「辺野古新基地建設反対」の一致点で知事選の体制を貫いたのであった。

また、09年の政権交代選挙のように「一度民主党へ政権を」という時には
一部小選挙区で立候補を見送った。

しかし、今回の戦争法強行を受けて、「安倍NO」=「もう一度民主党へ」とはならない。
それが民主党政権後遺症なのである。

だからこそ、今度は国民の手で政権を奪取しようという呼びかけなのだ。
だから、「戦争法廃止の国民連合政権樹立」の意思の元、選挙協力をすることで
国民の闘いの信頼を得た政権として誕生すれば、
戦争廃止・閣議決定撤回を終えたあとも、
自民党政権に戻らない闘いが進むだろうと読んでいるのかもしれない。

さぁ、民主、維新はどう出る?
この闘いにおける共産党の存在は大きい。
それを民主や維新も分かっている。
でも、民主や維新が共産党と政権までというのも共産党は分かっている。
だから志位@shiikazuoは国民の応援が頼りと言っている。
そして記者会見では閣内・閣外は条件にしないといっている。
選挙協力を進めるために必要な合意は緩やかに行える可能性もある。

どうやら橋下新党で野党再編と思われたが、
共産党とも緩やかに手を組むか組まないかというのも軸になる可能性がみえてきた。

そういう政局闘争も共産党が乗り越えられれうか。
要注目だ。

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